2021-05-17 第204回国会 参議院 決算委員会 第6号
この工法の決定というのは、二〇一七年に原子力損害賠償・廃炉等支援機構がデブリの取り出し方針ということで示して、これを受けてその年の九月に中長期ロードマップが改訂をされているんですね。これ、廃炉工程全体に関わる重大な問題だということです。 そこで、機構が今回の事態をどう受け止めているのかと、また、今後、方針の変更を検討するのか、教えてください。
この工法の決定というのは、二〇一七年に原子力損害賠償・廃炉等支援機構がデブリの取り出し方針ということで示して、これを受けてその年の九月に中長期ロードマップが改訂をされているんですね。これ、廃炉工程全体に関わる重大な問題だということです。 そこで、機構が今回の事態をどう受け止めているのかと、また、今後、方針の変更を検討するのか、教えてください。
一方で、新たに燃料デブリ取り出し方針に加わったのが、この資料の赤く丸で囲っておりますけれども、①のステップ・バイ・ステップのアプローチというところでございまして、この具体的な意味と新たに追加した理由を経産省から教えていただけますでしょうか。
今御指摘いただきましたように、昨年九月に中長期ロードマップの改訂を行いまして、その中で燃料デブリ取り出しに向けましてステップ・バイ・ステップのアプローチを進めるという燃料デブリ取り出し方針を決定したところでございます。 燃料デブリによるリスクを早期に低減することは大変重要な課題だというふうに認識しております。
また、現在、原賠・廃炉機構におきまして燃料デブリ取り出し工法の実現性評価を進めているところでございまして、こうした調査検討結果を踏まえて、本年夏頃をめどに、号機ごとの燃料デブリの取り出し方針、これは予定どおり決定するということの考え方でいるところでございます。
御説明ありました本年夏頃をめどに決定することを予定しております燃料デブリの取り出し方針ということにつきましては、今後の取り出し工事のための具体的なエンジニアリング作業の基本とするべく、取り出し工法の大まかな考え方を示すことを考えているところでございます。
今年の夏には号機ごとの燃料デブリの取り出し方針を決定して、二〇一八年度の上半期には初号機の燃料デブリ取り出し方法を確定するとあります。 この取り出し方針の決定というのは具体的にどういうことを決めるのか、経産省、お答えください。
ロードマップでは、号機ごとのデブリ取り出し方針の決定を今年度をめどに行うとなっていますけれども、現実は、デブリの状況もまだよくつかめていない。汚染水対策の効果もまだあらわれていない。このままで方針が決められないんじゃないかと思うんです。廃炉を三十年から四十年としているけれども、本当にそれだけで済むのか。チェルノブイリは百年かかると言っているんです、まあやり方は違いますけれども。
きな課題になりますので、その関連では、例えば、放射性物質のダストと呼ばれるものが飛散をしていかないようなどういう方策、技術があるのか、あるいは、再臨界が絶対に起こらないような、そういった確保するための方策として何がさらにまた技術として使えるのかといったようなことを今取り組みを進めておりまして、こうした調査とか、あるいは研究開発の成果なんかも踏まえながら、本年夏ごろをめどに号機ごとの燃料デブリの取り出し方針
燃料デブリにつきましては、中長期ロードマップの中で、本年夏ごろをめどに号機ごとの燃料デブリ取り出し方針を決める、さらに、来年度上半期に初号機の取り出しの方法を確定するということが予定をされております。 当然ですけれども、どういうふうに取り出しをしていくのかということの検討を踏まえた上で、その保管場所でありますとか、あるいは保管方法ということの検討が必要になってくる。
現在の中長期ロードマップにおきましては、ことしの夏をめどに燃料デブリの取り出し方針を決めると。このために今、炉内を調査しているということでございます。この調査を踏まえて方針を決めて、三十年度上半期に初号機のデブリ取り出しの方法を確定するというスケジュールになっております。さらに、平成三十三年度内に初号機の燃料デブリ取り出しを開始する。こういったスケジュールでございます。
そういった結果を踏まえて、ことしの夏ごろには号機ごとの燃料デブリの取り出し方針を決定するということになっております。着実に前には進んでいるというふうに思っております。
○世耕国務大臣 これからデブリの取り出し方針とかが決まってまいりますから、そういった節目節目で、きちっとした情報公開、そして特に多言語による説明ということも、これは風評被害対策にもつながると思いますから、しっかりやっていきたいと思います。
いずれにいたしましても、こうした炉内状況ですとか研究成果を踏まえながら、横アクセス工法を先行させる方法も含めまして、燃料デブリ取り出し方針を検討するということで考えているところでございます。
三号機につきましては、燃料デブリ取り出し方針の決定に向けまして、炉内状況をより詳細に把握すべく、宇宙線ミュオンによる透過調査というところ、さらには水中遊泳型のロボットというものを炉内に入れまして、格納容器内の内部調査の実施といったものも現在予定をしているところでございます。
本年夏ごろを目指しまして、号機ごとの燃料デブリの取り出し方針を決定することとしておりますが、いずれにせよ、全ての号機については、三十年、四十年後の廃止措置終了を目指しておりまして、引き続き、安全かつ着実に福島第一原発の廃炉・汚染水対策に全力で取り組んでまいる方針でございます。
また、これにつきましては、先月二十日に行われました原子力規制委員会の検討会においても、委員からの個人的見解といたしまして、調査は成功だったという評価もいただいているところでございますが、調査結果につきましては、現在も分析を進めているところでございまして、それらの結果を踏まえまして、本年夏ごろをめどに、号機ごとの燃料デブリの取り出し方針を決定することとしているところでございます。
○真山分科員 今御答弁にもございましたとおり、廃炉ロードマップに重ねてみれば、今年度中に燃料デブリの取り出し方針について、ある意味重要な決定をしていくわけでございまして、それに向けた大きな一歩であるというふうに私も評価をさせていただいております。 そして、廃炉作業とともにこの一Fに関して重要なのが、やはり汚染水対策でございまして、廃炉作業に大きな影響を与えているわけでございます。
今般の調査結果等も踏まえ、本年中に号機ごとの燃料デブリの取り出し方針を決定できるよう、しっかりと進めてまいりたいと考えております。
○世耕国務大臣 燃料のデブリの取り出し方針の決定については、平成二十七年六月に、廃炉・汚染水対策関係閣僚等会議で改訂された中期ロードマップで定められたその目標工程の中で決まっていくわけでありますので、これは政府において決定をすることになろうかと思います。
また今般、一号機及び三号機においても、遠隔操作ロボットを順次投入し、より詳しい情報の収集を進めることとしており、こうした調査などの結果を踏まえて、本年、号機ごとの燃料デブリの取り出し方針を決定することとしております。
こうした調査の結果も踏まえ、来年の夏ごろを目途に、号機ごとの燃料デブリ取り出し方針、これを決定したいというように考えております。
その方針を踏まえまして、初めに手掛ける号機につきましては二〇一八年度上期までに燃料デブリ取り出し方針を確定いたしまして、二〇二一年内には燃料デブリ取り出しを開始するとの目標工程を定めているところでございます。 引き続き、東京電力を指導していくとともに、国も前面に立って安全かつ着実に福島第一原発の廃炉・汚染水対策に取り組んでいく所存でございます。
燃料デブリの保管につきましては、燃料デブリ取り出し方針の決定に向けて検討を現在実施中でございます。取り出しました燃料デブリの処理、処分方法については、現在設計を行っております放射性物質分析・研究施設の活用も視野に入れながら、必要な技術の検討を進めまして、燃料デブリ取り出しから廃止措置終了までの間に決定することとしております。 以上でございます。
もちろん、この廃炉・汚染水対策は、国による予算だけではなく、東京電力自身が事業費として負担している部分というのが当然あった上で、そういったものが、先ほど御指摘がございました、例えば二〇一八年度に向けての初号機の取り出し方針の決定等の作業につながっていくと、そのように整理をしております。